【夫のポンコツ測定】この遺骨、何グラム?と叫ぶ夫に、私がオレンジ色・0.1ctの遺骨ダイヤモンドを激推しした理由
「おーい!ちょっとデジタルスケール(はかり)持ってきてくれ! じいちゃんの遺骨、これ一体何グラムあるんだ!?」土曜日の昼下がり、リビングに夫の焦った声が響き渡りました。机の上には、真剣な顔で骨壺をのぞき込む夫。どうやら、最近話題の遺骨ダイヤモンド(遺品や遺骨から炭素を抽出して本物のダイヤを作るサービス)に興味を持ったらしいのです。
この遺骨、何グラム?
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| この遺骨、何グラム? |
「ええっと、ダイヤを作るには…。遺骨だと最低60g必要なのか。でも、もし足りなかったらどうしよう。じいちゃんの布の服とかプラスチックの眼鏡も混ぜていいのかな? 衣類なら最低2gでいいって書いてあるぞ。おい、この遺骨、あと何グラム足りないんだ!?」
パニックになりながら、骨壺を抱えて右往左往する夫。
はぁ、これだから理系脳のくせに肝心なところでポンコツな男ってやつは。
私は夫の手からそっと骨壺を取り上げ、優しく、でもキッパリと言いました。
「あなた、落ち着きなさい。きっちり量れなくてオロオロしなくても大丈夫。それより、注文画面の『カラー選択』と『サイズ指定』、ちゃんと見た? 私たちの選択肢は、最初からこれ一択よ!」
🍊なぜファンシーオレンジがお勧めなのか?
「え? 一択って、やっぱり無色透明の一番高いやつにするのか?」と目を丸くする夫。
「いいえ。断然、ファンシーオレンジカラー(オレンジ色)よ!」
遺骨ダイヤモンドを作る際、実はこの温かみのあるオレンジ色が一番人気。それには、合成ダイヤモンドの結晶が育つ「とっても自然な理由」があるのです。
🔬オレンジ色の秘密
>ダイヤモンドの結晶が成長するとき、微量の不純物として「窒素元素」が紛れ込むと、科学の神秘で美しいオレンジ色に発色します。
もちろん、炭素の純度を極限まで上げていけば、濁りのない無色透明なダイヤモンドが出来上がります。でも、そのためには気の遠くなるような時間と、いくつもの工程が必要になり、その分お値段もドカンと跳ね上がってしまうのです。
「オレンジ色が選ばれるのは、単にお手頃だからじゃないの。温かみのある色で、なおかつ故人の個性がそのまま現れていると感じられるからよ。ファンシーオレンジはね、一石ごとに輝きが違って、世界に一つだけの個性が宿るの。じいちゃんの、あのひだまりみたいな笑顔にぴったりだと思わない?」
私の言葉に、夫は「なるほど、じいちゃんカラーか」としみじみ呟きました。
💎なぜ0.1ct(カラット)がオススメなのか?
「サイズはどうするんだ? 男はやっぱドカンと2カラットだろ!」と、すぐに見栄を張ろうとする夫。
「バカ言っちゃいけないわ。申し込みは0.1ctから2.00ctまで選べるけど、圧倒的に人気で、私が一番お勧めしたいのは『0.1ct』よ」
0.1ctの大きさは約3mm。
「せっかく作るなら大きくしたい」と思うかもしれませんが、これはお墓の中に眠らせるものではなく、これから毎日「身に着けて一緒に生きていく」ダイヤモンドです。
0.1ctというサイズは、とにかく「ちょうどいい」の。
- 職場につけていっても派手すぎず浮かない
- 近所のスーパーへの買い物にも、サッと身に着けられる
- もちろん、旅行や冠婚葬祭でもずっと一緒
日常に完全に溶け込むサイズだからこそ、毎日お出かけができます。
「もし、お買い物中に『あら、素敵なダイヤモンドね』って声をかけられたら、なんて答える?」
「ええっと…。これ、じいちゃんなんだって言うのか?」
「そうよ。そうやって、いつでも、どこでも、普通に会話の中にじいちゃんを登場させてあげられる。それが3mmの優しさなのよ」
🛍️ミニダイヤモンドペアもオトクなのではないか?
「待てよ、ホームページを見たら『ミニダイヤモンドペア』ってプランもあるぞ。これ、じいちゃんの遺骨から2石同時に作れるってことか? 別々に2回頼むより、一回で2個作った方がオトクなんじゃないか!?」
ひらめいた顔で画面を指さす夫。
確かに、家族みんなで形見分けをしたい場合、同時に小さなダイヤをペアで作れるプランはとってもオトクでスマートな選択肢です。
「ただね、あなた。我が家が今回0.1ctのオレンジを1石選ぶとして、総額がいくらになるか分かってる?」
💰ファンシーオレンジ0.1ctのお値段
「実はね、遺骨から作っても、思い出の衣類や遺品から作っても、お値段は変わらないの。ファンシーオレンジ0.1ctのお値段は31万9千円」
- ファンシーオレンジ0.1ct:¥319,000
- A001リング(18Kイエローゴールド):¥88,000
- 合計金額:¥407,000
>📈おサイフへの豆知識
> 昨今のゴールド(金)相場の急騰を受けて、実は2023年にゴールド代金を含めた価格改定がありました。窓口やラボの人たちも、しばらくは赤字ギリギリで運営してくれていたのかもしれませんね(感謝、泣)。
「40万7千円!」と絶句する夫。
「でもね、一般的なお墓を新しく建てる平均価格が約160万円なのを考えたら、お墓を建てるよりもずっと少ない金額で、しかも手元供養ができるのよ」
すべての遺骨をダイヤにする必要はありません。残ったお骨は、予定通りお墓や納骨堂に納めて、一部だけをダイヤにして手元に残す――そんな「いいとこ取り」の供養ができるのも、遺骨ダイヤモンドの大きな魅力なのです。
📝申し込む前に!ポンコツ夫でもできるがっかり防止チェック
「よし、じゃあ今すぐネットで申し込むぞ!」と鼻息を荒くする夫を、私はすかさず引き留めました。
「ちょっと待って! 申し込み自体はカンタンよ。国内にメーカー窓口が6社くらいあるから、ホームページのお問い合わせフォームや電話で申し込むだけ。でも、焦って変なところに引っかかったら目も当てられないわ」
ネットショッピングでたまに失敗する夫のために、以下の3つの注意点を教え込みました。
- 日本語が通じない窓口に注意!
- 親身になってもらえない窓口に注意!
- 作業が恐ろしく遅い窓口に注意!
「じゃあ、どうやって良い業者を見分けるんだよ?」と不安そうな夫。
「簡単よ。いきなり申し込まずに、まずは『資料を送ってください』って簡単なお願いをしてみるの。そのときの対応が遅かったり不親切だったら、連絡をやめればいいだけ。なにしろ6社もあるんだから、親切な窓口はすぐに見つかるわよ」
💬よくある疑問に、私なりの気持ちでお答えします!
夫が「なるほど」と納得したところで、さらに彼が抱きそうな(そして多くの人が気になる)疑問を先回りして解決しておきましょう。
Q.本当に遺品の量が少なくても大丈夫?
「手元にじいちゃんの眼鏡しかない!」という場合でも大丈夫。遺骨から抽出する場合は最低60g必要ですが、プラスチックや布系の遺品なら最低2gあれば炭素が抽出できます。
もし遺骨が足りなくても、思い出のアルバムや衣類、布団、日記帳などを合わせることで、じいちゃん由来の炭素を確保できます。本当に何もない場合は、写真と、あなた自身の髪の毛を合わせることだってできるのよ。
Q.ペットの遺骨でも作れるの?
もちろん作れます。最近は、火葬した後のペットや、先祖代々のペットの遺骨をまとめてダイヤにする飼い主さんも多いわ。実はペットって、人間と一緒のお墓に入れてもらえない霊園も多いから、手元でずっと一緒にいられるダイヤモンド供養を選ぶ人が増えているんですって。
Q.ずっと持ち歩かないといけないの?
そんなことありません。ジュエリーとして身に着けるのはもちろん、届いたときの素敵な化粧小箱に入れたまま、リビングに飾っておくだけでも立派な手元供養。毎朝「じいちゃん、おはよう」って声をかけるだけで、それだけで十分素敵なの。
Q.骨壺ごとダイヤモンドにできる?
「自宅に骨壺を置いているけど、場所を取るし、古くなって傷みや匂いも気になる……」というお悩み、実はとても多いんです。そんなときは「骨壺の中の中身(遺骨)をすべてダイヤにする」という選択ができます。部屋もスッキリして、じいちゃんも輝く宝物に変身できる、一石二鳥の方法よ。
⏳家族とよく相談して、最高の選択を
「製作期間も長いし、大きなお買い物だけど、これで毎日じいちゃんと一緒にいられるなら、心穏やかな日々が過ごせそうだな」
ようやく夫の手から力が抜け、デジタルスケールをそっと片付けました。
どうやら、遺骨の量を正確に量ることよりも、大切なのは「どうやってこれから故人を偲んでいくか」という気持ちだと気づいてくれたようです。
遺骨ダイヤモンドにする場合、お葬式から納骨までは、一般的に1ヶ月もありません。
骨壺のまま自宅に置いておくか、お墓に入れるか、それとも輝くダイヤモンドにするか――。
「あなた、今日の夜、みんなが集まったら、この0.1ctのオレンジ色ダイヤの件、みんなに相談してみましょうね」
私の言葉に、夫は優しく微笑んで「そうだな」と頷きました。我が家の新しい供養のカタチが、ほんのり温かいオレンジ色に輝き始めた瞬間でした。




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