夫が遺骨ダイヤの複数個割引に目をつけた。〜ミニ・裸石・地金なし、我が家のコストカット大作戦〜

「ママ!大変だ!俺たちの『ダイヤモンド計画』に革命が起きたぞ!」また始まった。休日のリビング、ダンナが今度は電卓を片手に、我が家の家計簿を睨みつけながら叫んでいる。「何よ、今度は。地球の裏側まで骨を埋めに行く話なら、もう却下したわよ」

遺骨ダイヤの複数個割引

夫が遺骨ダイヤの複数個割引に目をつけた
遺骨ダイヤの複数

「違うって! 遺骨ダイヤモンドを調べていたらさ、『2個以上まとめて作ると割引になる』っていう素晴らしいシステムを見つけちゃったんだよ! ほら、俺たちの兄弟姉妹の分までまとめて申し込めば、ボーナス一括おトク祭りじゃないか!?」

「ちょっと待ちなさい。兄弟姉妹の分までって、あんた勝手にみんなをお骨にする計画を立てるんじゃないわよ!」

相変わらず気の早いダンナだけれど、実は「遺骨ダイヤを複数作りたい」という要望はすごく多いのよね。でも、普通に何個も作ったらさすがに破産しちゃう。

そこで私は、電卓をパチパチ叩くダンナからスマホを取り上げ、「複数個割引だけじゃない、賢くお安く作る裏ワザ」を伝授することにした。

必見!価格表の最下部に隠された秘密のペア

「いい? あなた。予算を抑えて複数作りたいなら、まずはコレを狙うのよ。ミニダイヤペア!」

「ミニダイヤペア?なんだよその、マックのバリューセットみたいな名前は」

「各社の価格表の一番下に、ひっそりと控えめに書かれている隠れメニューよ! 大きさは0.03カラット(直径約2mm)程度なんだけど、これが2個セット(ペア)で届くの。キャンペーン価格みたいな設定だから、普通に2個作るよりかなりお安いのよ」

「直径2mm!?小さすぎないか?虫メガネで見ないと分からないレベルじゃ」

「失礼ね! ミニダイヤ専用の素敵なリングやペンダントのデザインが用意されているから、小さくてもバッチリ見栄えがするの。ただね、デメリットもあるわ」

【ミニダイヤペアの罠(?)】

ダイヤモンド自体はお安いんだけど、それをジュエリー(リングやペンダント)に加工すると、「ダイヤは安いのに、ジュエリー代がやけに高く感じる」という贅沢なバグが発生するの。だから、あえてジュエリーを付けない(裸石のまま)選ぶ人も多いわ。

兄弟姉妹で作りたい!でもダイヤは「生き物」!?

「へぇー。じゃあさ、俺の兄貴と妹の分で、同じ大きさのダイヤを2個作って割引してもらうのはアリ?」

「もちろんアリよ。総額から一括割引してくれる窓口が多いわ。大きさは別々でも大丈夫。でもね、ここで複数個作るプロ(?)の注意点があるの。ダイヤモンドは、ラボの中でも気まぐれに育つのよ!」

「えっ?機械で作るのに?」

「そう。メモリアルダイヤモンドはその性質上、出来上がってみるまで正確な大きさが分からないの。希望より小さく仕上がったら差額が返ってくるし、逆に大きく育っても追加料金は取られない太っ腹システムなんだけど」

「じゃあ、兄貴のダイヤが超巨大に育って、妹のダイヤがめちゃくちゃ小さく育つ可能性もあるってこと!?」

「そうなの! だから完成後に窓口から『お兄さん用の方が大きく育ちましたが、どちらのジュエリーに大きい方をハメ込みますか?』って最終確認が来るわ。そこで喧嘩にならないようにね」

ジュエリーなし(ルース)という男前な選択

「なぁママ、だったらさ、さっき言ってた『ジュエリーを付けない』で、ダイヤモンドの塊(裸石)のままもらうのはどうなんだ?」

「お、鋭いわね。業界用語で枠にはまっていない宝石を『ルース(裸石)』って言うんだけど、ジュエリーなしにすると、さらに劇的にお安くなるわ!」

なぜなら、複数個割引は「ダイヤモンドの代金」にしか適応されなくて、地金(金属部分)の価格は割引されないから。ジュエリーを無くすのが一番のコストカットなのよ。

【ジュエリーなし】のメリット・デメリット

  • メリット: 金額がガツンと安くなる。さらに、加工を待たないから2週間くらい早く手に入る! デザイン選びで迷う手間もゼロ!
  • デメリット: 持ち歩けないから自宅やカバンの中に眠りがち。あと、ちっちゃいからめちゃくちゃ失くしやすい!(後からジュエリーに加工しようとすると、少し割高になることも)

「うわぁ、俺、絶対にポロッと落としてルンバに吸わせる自信があるわ」

ダンナが自分の不器用さに絶望している。

「あえて削らない」ラフダイヤモンドの渋さ

「じゃあさ、もういっそのこと、キラキラにカットしないで、原石のままもらうのは? その方が削る手間がない分、安いんじゃない?」

「正解! それを『ラフダイヤモンド』って言うの。価格表から『10%引き』とかになるから、これもお安く手に入るわよ」

  • ラフダイヤのいい点: 最小限のカットと研磨しかしないから、ダイヤモンドが大きく仕上がる! 原石感があってカッコいい。
  • ラフダイヤの悪い点: やっぱりジュエリーに加工しにくいから、持ち歩きづらいし、失くしやすい。

「なるほどなぁ。小さくペアで作るか、裸石でもらうか、ラフダイヤにするか。安く作る方法って、色々あるんだな!」

最後に:一番大事な注意点

「でしょ? だから、2個以上作りたいと思ったら、まずは早めに窓口に相談するのが一番よ。ただし! 申し込む前に、絶対に確認しなきゃいけない『超・重要チェックリスト』があるわ」

【遺骨ダイヤを2個以上作るときの注意点】

  1. 遺骨の量が足りるかどうか(2個分必要な炭素が足りるか、窓口に要確認!)
  2. 完成までの時間が長くなるか(同時に作ると時間がかかる場合も!)
  3. 家族全員で、本当にお墓を作らずダイヤだけでお弔いするかよく話し合うこと!

「特に3番ね。親族の間でお墓のことで意見が割れたら、ダイヤモンドの輝きどころか、親族関係がバキバキにヒビ割れるわよ」

私がジロリと睨むと、ダンナは電卓を置いてピシッと敬礼した。

「ハッ! 確かに、俺が勝手に兄貴たちの分まで申し込んだら、『勝手にお骨にするな!』って怒られるところだった。まずはみんなでお盆に集まったときに、真面目に話し合ってみるよ」

「そうしなさい。まずは、我が家の予算が『ミニダイヤ1個分』あるかどうかの話し合いが先だけどね!」

我が家のダイヤモンド計画、複数個おトク割引の誘惑に負けず、まずは家族の絆(と財布の紐)をしっかり結び直すところからスタートになりそうです。

みなさんも、もし「うちは複数個でこうやって手元供養にしたよ!」という体験談がございましたら、ぜひコメント欄で教えてくださいね!

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